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ふるさかはるか《 Leaving 》

  • 作品部分
  • 作品部分
  • この版木を木目に従って割り、その割れた形に沿って2作目以降の作品が展開する
  • 藍と土の絵具
  • エッセイ参考画像
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  • この版木を木目に従って割り、その割れた形に沿って2作目以降の作品が展開する
  • 藍と土の絵具
  • エッセイ参考画像

商品説明

作家:ふるさかはるか
Leaving
2020
木版, 土 藍 紙
h.22.7 × w.17.6 cm
エディション:13

サインあり(作品表面)

Artist:Furusaka Haruka
Leaving
2020
Woodcut, soil indigo paper
h.22.7 × w.17.6 cm
ed.:13

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2020年9月にリリースされた[m@p]meet @ postプロジェクトのなかで展開された作品。一片の桜の版木を彫ることで出来た1作目《Leaving》、その版木を木目に従って割り、その割れた形に沿って出来た2作目《Pear tree》、さらに同じプロセスを繰り返した3作目《Watching the other side》と4作目《Thaw》と一片の木の形が変化した4つの作品によって構成される、木版画シリーズ〈ソマの舟〉の内の1点。

各作品の背景として書かれた、ショートエッセイ*には、作者が手仕事や山の暮らしを取材する中で想像したお話が綴られています。また、絵の色には、作者自らが採集した土と、栽培した藍の葉から抽出した2色の絵具が使われています。

*『ソマの舟』ショートエッセイについて詳細はこちらよりご覧ください>more

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作家テキスト

一片の木から、ソマ(杣夫・きこり)の森、恐るべき自然を思い浮かべることは無謀だろうか。

版木を彫っていると、その形や木目から木の育った環境を想像することがある。目が詰まって硬かったり、割れ目がねじれていたり、枝の切られた痕跡が彫り出されたり。一見捉えどころのない木片にも、それが経てきた物語を語る力がある。

一方、手仕事と山の暮らしについて取材したことを思い返せば、山の人は海を、海の人は山を語ることがある。自然のサインを深く読み取ることのできる人は、眼前にある物事の向こう側を見ることができるのだろう。

一片の木は、私たちと自然との継ぎ手となるべく、「向こう側」を示唆するために拾われたのかもしれない。木目に従って木を割り絵をなぞることから、自然と協調して生きることを確めたい。恐るべき自然はいつでもどこにでもあるということ。それをどことなくわかっているのにやり過ごし、生きる感覚を鈍くしてしまわないように。

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作家情報|Artist info

作家インタビュー|Artist Interview 2021.8.

作家ウェブサイト|Artist's Website
http://www.harukafurusaka.net
http://www.kucyusansou.com
[商品コード ] FH1-00-006

ふるさかはるか《 Leaving 》

在庫あり
22,000円(税込)
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